おめでた…でした。

2013年3日目。
年末までずっと静かにしていた階下のオッサンによる「ベランダ喫煙」が年明けから再開する運びとなった。ただの喫煙ならまだいいが、やたらに咳を伴う喫煙で、加えて「ウウウゥオエーーーー!!!!!」と嗚咽を近隣に響き渡らせる喫煙となる。これが早朝6時に始まり、午前2時ぐらいまで延々と続き、このノイローゼ生活ももう3年目ぐらいになる。

イライラしている時の食事の際にその「行為」と被った際にはさすがにキモくてガマンできないので、「ただいま食事中ですので少々お黙りいただくことはできませんでしょうか」という文章を関西テイストに味付けした言葉をベランダに向かって大きな声で発声することによって数十分のアドバンテージを得ることができる。まさに隣人を愛せよという神の思し召しとはすなわち知慧である。

今日も性懲りもなくブックオフへ行ってきた。正直なところ寒いし2日も続けていったしもう向こう三ヶ月ぐらい行かなくてもいいんじゃないかという気持ちでいっぱいだったが、ネタのために行く事にした。少し外に出ただけで、明らかに昨日、一昨日とは寒さが違うことに気がついた。近場に変えようか、やはり帰ろうか、弱気になりながらも若さで乗り越えようと己を奮い立たせ歩を進める。克己せどらーとはまさに私のことだ。

店に到着すると単細胞生物のように何も考えずに単Cエリアから物色していく。本能、そして細胞のひとつひとつが単Cを見ろと発しているのだ。今日はなんと!一冊出物があった。サイドハンド氏の書籍を発見したのである。正直、ガチでこんなものがあるとは知らなかった。2005年発行で、このクソレビューの雨嵐でこの値段…ですか…と驚きを禁じ得ない所だが買った。

割に合わないプロパーの誘惑に耐え忍び、歴代の芥川賞直木賞を全部記憶していたとしても全く歯が立たない鉄壁の棚で、記憶しているわけもない三流せどりの私なのだから敢え無く終了。雑誌もなく文庫もなく、20%引きの恩恵に与ることのないまま私の新春という青い春は散っていったのであります。敬礼!

帰ってパラパラとサイドハンド本をめくってみると、斎藤さん情報が載っていたり「エスパー魔美やぶっちゃったよ」となにげにおもしろそう。余談だがガレタッソ空士長の著書は図書館で予約して読んだ。ブックオフで見たことはない。橋下さんは買った。アップルDo!は飾ってある。せどりちゃんのキンドルは買ってない。「せどりから古本屋になったけど何か質問ある?」とかやってくれたらいいなかぴばらさんが。「オープンカーでせどりしてるけど何か質問ある?」「遠征ビーマーだけど何か質問ある?」「イチカだけど何か質問ある?」とかも需要はあると思う。せどらーには。