ブックオフの単Cが200円になった話と500冊@3円で買い叩かれた話と経営内容に疑問を抱いた話

・とある直営で、単Cが「105〜200円」になっていた。心斎橋とかでお馴染みのバーコードラベルシールもほぼ貼られていた。最後の聖域も遂になくなってしまった。ざっと見た感じでは「105〜200円」のクセに95%ぐらい「200円」で、ISBNがなくて汚いものに「105円」が冠されている感じだった。

・例えば「誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール」とかが4冊並んでいて、全て「200円」になっている。状態はけっこうキレイだ。ということは「在庫状況」は無視して「状態」を元に単Cの中でのささやかな価値と地位を与えているということなのだろうか。

・話は全然変わるけど研究会からアクセスがあって、もしかしてビットコインとかの件で超勘違いしてるのかなとか5秒ぐらい悩んで鬱になって死にそう。

・一回どこかでガツンと調整が入ると信じて、そこで買うとして、口座開設とかしておかないとダメだよね、と思うのでこれは来月の目標にしよう。それにしても「発掘」ってどういうことだ?モリタポとどう違うんだ?ぐらいの知識。

・で、話は戻るけどそこの直営に500冊突っ込んだ。100冊買取で@3円ぐらいだった。いつもなら2〜300冊ぐらい拾われて@20〜30行くはずなのにだ。400冊死んで、さすがに激辛なので「状態か?時期か?」とさり気なく聞いてみたら「まあ、状態と在庫状況ですね」とあっさり。状態も在庫状況も無視して最低200円にしてるやんけ!!6時間ぐらい凹んだ。

・続いて買いの話。200円の単Cで線引。持って行ったら、「最低価格が200円になりましたので」と一蹴。別のところへ持って行くと、「最低価格が200円になりましたので」と一蹴。これはもうなんていうか、せどり\(^o^)/オワタ。

・あと、店員がストッカー開けて全頭して、周りの客のことは全スルーで高いやつと安いやつとにバンバン仕分けてた。これはもうなんていうか、せどり\(^o^)/オワタ。

Amazonは1円本でも最低価格251円かかるけど、ブックオフでは200円で買えるんですよ!とか、今まで105円で売ってたやつを200円で売るだけで利益2倍っすよ!でも言いたいのだろうか。本のないGEOみたいな路線のケツでも追っかけてたらいいんじゃないか。とにかくもうなんか泣きそう。

ブックオフ既存店の売上げは同2.9%減だったが、新規出店やオンライン事業が貢献して増収だった。営業利益は1200万円(同98.2%減)、経常利益は2億8100万円(同68.8%減)、中間の最終損失は1億1700万円。
今後は新規出店を抑制し、新刊の書籍や雑誌、カフェ併設など、新たな店舗パケージの開発に投資をシフトしていく。
ブックオフ、直営20店舗を閉鎖へ
http://www.shinbunka.co.jp/news2013/11/131105-03.htm

結局、「儲かってないから買取は渋チン路線でいきますね、特にコミック以外は」ってことなのかな。

2014年3月期の連結純利益が前期比53%減の5億円になりそうだと発表した。従来予想は10億円で、半減する見通し。中古書籍などを扱う「ブックオフ」の既存店売上高が当初計画に達しない見込みとなったため。販管費を圧縮しても、売り上げ不振を補うには至らないと判断した。営業利益も29%減の13億5000万円に落ち込む。従来予想を5億5000万円下回る。

業績不振に伴い、ブックオフの既存店20店舗の閉鎖も決めた。閉鎖に伴う費用は特別損失として計上する。14年3月期の年間配当計画は変更しない。
ブックオフ、今期純利益が半減に 既存店不振で下方修正
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL250TL_V21C13A0000000/

既存店不振の最大の理由はマンガとゲームソフトの低迷だ。マンガは仕入れは堅調に推移したが、「売れるタイトルと売れないタイトルの二極化が進み、不人気本でロスがかさみ、粗利が落ちた」(同社の松下展千社長)。今後は人気のコミックを他のコミックより高く買い取り、高く売る施策を試みる。ゲームソフトは「一次流通の時点で伸びなかった」。

ゲーム業界のせいかよ

一方、スマホや従来型携帯電話の販売は堅調。今後、こうしたコミックやゲームに代わる商材を早期に検討するとともに、「ブックオフの店舗内にカフェを入れたり、新刊や雑誌などの商材を取り扱うなど、店のパッケージそのものを変える」(松下社長)新型店を開発する。新規商材や新サービスの立案、新たな店舗スタイルの開発のため、「パッケージ開発部」を新設。年度内をめどに、首都圏に新型店舗を出店する。
ブックオフ、直営20店閉鎖、今期、コミック・ゲーム販売不振。
http://www.shopbiz.jp/fc/news/125175.html

古本を「適正な価格で買取する」どうのこうのって、流れたのかな。コミックだけの話だったのかな。

下期は引き続き「BOOKOFF」店舗の販売促進施策を推進しつつ、BOOKOFF」店舗パッケージの再構築・変革をより強力に遂行する。そのために新規出店数を抑え、店舗パッケージの開発へ投資をシフトする。
ブックオフ 2014年3月期 第2四半期決算補足資料
http://www.bookoff.co.jp/ir/2014%E5%B9%B43%E6%9C%88%E6%9C%9F%E7%AC%AC%EF%BC%92%E5%9B%9B%E5%8D%8A%E6%9C%9F%E6%B1%BA%E7%AE%97%E8%A3%9C%E8%B6%B3%E8%B3%87%E6%96%99.pdf


平日の朝から近所のガキがカードゲームしたり、ニートが優雅にお茶して鼻くそをほじりながら新刊コミックを座り読みできるステキなお店になればいいですね。