贈答

どうやったら柳宗理とかイームズ転売ヤーになれるのかな、とか考えたりすることもたまにあるたっくんでっす。「置き場どうしよう」とか考えてる時点でダメなんだろうなあ的帰結。

どうしてそんなことを考えたかというと、ウェッジウッドファミリーセールの案内が来てたからなんだ。
別にウェッジウッドカップはおろか贈答のタオルさえ持っていないんだけど、響きが好きでグッと来てるんだ。

エイヤーでなんとかなるか、さあどうなんだ、と軽くググってみると、ヤフーブログとかで主婦が「インディアがどうのこうの」「ファミリーセールで廃盤ゲット!間違いなく定価で買えません」とか書いてあって、悪即斬の精神で秒殺で諦めたよっていう話だよ。

でも例えばブックオフパラレルワールドでディッシュオフだったとして、それにISBNが付いてて、みんながお皿を愛でる文化に満ち満ちた世界だったとしたら、みんなビームで皿を全頭して、値幅を取って、メール便も皿を送る事前提で対応してて、でも地震が来たら阿鼻叫喚になったんだろうなあって思うよ。キミもそう思うだろう。私はそうは思わない。

人々は、予測できる危険はモデルと確率でリスクと表現し、滅多に起こらないことはブラックスワンと言って安心し、怖がり過ぎを杞憂と言ってバカにし、危機を乗り越えて安心すればセレンディピティーだと褒めそやし、取り返しがつかなくなったら想定外だと諦める。


http://touchlab.jp/2014/02/apple_store_tetris_free_promo/