堺へせどり
ネットでの仕入れが不振のため外回りへ。
今日の大阪はそんなに寒くもなく、昼過ぎごろには軽く汗ばむ陽気。かも。
まずは堺御陵前店へ。
前日に在庫の整理をしており、その分を引き取ってもらう。
56冊持って行って48冊引取。2,500円。ほぼ半額バック。
これを他の店舗に持っていくと、大体10冊買取・40冊廃棄で手取り200円ぐらい。古本市場だと150円ぐらいかな。
この店より誠意があって接客も良いブックオフがあったらぜひ教えてください。
仕入れの方は特にでかい当りもなく、そういえば法律書がしこたま抜かれてんだっけなぁなどと思いだしつつ、文庫と新書を多めに買って終了。先ほど売ったばかりのミスター1円本が既に赤棚にセットされており、950円の赤値札が付いていた。なんだか誇らしい気持ちになった。
次に堺陵南店へ。
さっき売れなかった6冊を引取に出して、3冊約定。40円。ほら。40円。40円て。
ここでは雑誌でヒット。後は文庫をちょっと買っておしまい。超汚い寄生獣がたくさんあった。全部買った。正月はミギーと楽しく過ごそうと思う。
会計が終わろうとしたとき、カードを通す機械がおかしいらしく、決済ができない。
ここでいつもお馴染みのトレーニーが出てきて、ちょっと機械を見て、顔を見るなり「機械がおかしいので、カードが使用できません」って。
『はぁぁあああ?щ(゚Д゚щ)』
(インスパイア)
こいつ下っ端ならまだしもトレーニーのクセに社会常識に欠けた発言しやがると思って、というか現金がなかったので「分かる人に電話して、直し方を聞いて、対応してもらえますか」と返答。
いつも笑顔ニコニコの女性トレーニーの顔が奪衣婆、あるいは鬼、鬼のような表情に歪んだその一瞬を見逃しはしなかったがイヤイヤ対応してくれた。
買う予定だった本は何故か全てレジ台に出しっぱなしで、他の客はその上に商品を置いて会計をしたり、いつ終わるとか、そもそも直るのか直らないかの中間報告もないまま延々と待たされ続けて30分、そういえばさっき売った2,500円があったと閃き、泣く泣く現金決済。「銀行で下ろしてきました」と泣ける嘘まで付いて恐縮そうに支払う。トレーニーは少し申し訳なさそうだが安堵の表情が窺える。
「ご迷惑をおかけしました」
トレーニーは言う。
さて、
そろそろかな
お詫びの
チケットとか
ないのかな
「ありがとうございましたー」
ないんやって。
そらまぁな。
ないわな。
全然、全然気にしてないョ
全然…