お客様満足度を向上させる20のテクニック

「過剰包装だったので次はエコ包装でお願いします」ってあーわかったわかった!つぎは本に直接切手貼ってそのまま送ったるから安心せーや。

これはひどい。こんな話があっていいのか。
同業者として、接客に携わる人として恥ずかしい。



私なら表紙・小口・裏表紙にかけて強力布テープを貼り、輸送途中に本が開かないように配慮するだろう。剥がれないようにすり鉢のような固いものでゴリゴリ圧をかけるのも忘れないようにしたい。目標は「なにをどう頑張っても表紙を破らないと中身が読めないレベル」だ。表紙、つまりダストカバーというものは本来、書籍を守るためについているものであるから、なんら問題はない。




納品書を本に挟んで、宛先部分だけチョロっと出せば資源の節約にも貢献するが、徹底するのであれば天口にハイユニの4Kでしっかりと宛先を書けば問題はないだろう。これもインターネットによる恩恵の一つだ。




厚みのある本の場合は、本の中央を開いてから「パカッ」「バリッ」「ギョギョギョッ」と音が鳴るまでしっかりと背を割り、そのまま送るようにすれば最大4cmぐらいまでの本はメール便で送ることができるようになるから、非常に効率的だ。その際は余白に住所を書けば良いが、商品説明に書込みがある旨を説明しておこう。


全てはお客様の満足の為に。